応用範囲は無限大!指定した時間に自動でEvernoteへファイルを送る、そんな仕組みをつくりました

公開日: : 最終更新日:2015/02/18 EVERNOTE

応用範囲は無限大!指定した時間に自動でEvernoteへファイルを送る、そんな仕組みをつくりました

「あるファイルを決まった時間にEvernote へ送れたら」。

これができたらすごい便利だなぁと、いままでずっと思っていました。

たとえば、大量の写真やpdfを送るとき。
今すぐ送ると今月の容量が尽きてしまう。なので、リセット期限ギリギリに送りたい。容量の少ない無料プランでは、よくあるシチュエーションですね。

他には、作業のバージョン管理をしたいとき。
1日のおわりに、編集中のファイルを自動でEvernoteに送れれば、日ごとのバージョン管理が楽にできる。全自動なら余計な手間もかかりません。

こんなニーズを叶えるべく、今回指定した時間にEvernoteにファイルを自動で送る仕組みを作ってみたので、仕組みと作り方をご紹介します。

アイティア次第でいろいろな使い方ができると思うので、みなさんもぜひ作ってみてください。


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こんな仕組みを作っていくよ

まず、今回作る仕組みの完成形をみてみましょう。

完成すると、自分のカレンダーにこんなイベントが表示されるようになります。

カレンダーに登録される

このイベントの時間になると、「指定したフォルダ」の中に入れておいたファイルがすべて自動で送信される、そんなシステムです。

時間や日付の指定はすべてカレンダーアプリで行うので、小難しい知識なしで操作できます。

仕組みの構造

仕組みの構造を図にまとめると、こうなります。

仕組みの構造

主な部品は

  • ファイルを入れると、自動でEvernoteに送ってくれるフォルダ「ToEvernote」
  • 指定した時間ギリギリまで、Evernoteに送りたいものを貯めておくフォルダ「DueEvernote」

の2つ。

使い方は、「指定した時間にEvernoteに送りたいファイル」を「DueEvernote」に貯めておく、ただこれだけ。
あとは時間になると、ファイルが「ToEvernote」に移動して、自動でEvernoteに送られます

作業に入る前に、もうちょっとだけ各フォルダの仕組みを解説しておきますね。

自動でEvernoteに送るフォルダ「ToEvernote」

ToEvernoteの仕事は、入ってきたファイルをすべてEvernoteに送ること。

写真でも書類でも、フォルダに入れさえすれば、あとは自動でEvernoteに送ってくれる、そんなフォルダです。イメージ的には、DropboxやOneDriveの同期を思い浮かべてもらえばOKです。

これを実現するには、Macの「フォルダアクション」を使います。

フォルダアクションって?

フォルダアクションとは、「フォルダにファイルを入れたら、自動でなにかをする」機能。

今回はこれを使って、「ファイルを自動でEvernoteに送る」を実現します。

指定時間に送りたいものを貯めておくフォルダ「DueEvernote」

さて、上の「ToEvernote」は入ってきたファイルを自動でEvernoteに送ってくれますが、送るタイミングは選べません。

なので、時間ギリギリまでは別の場所にファイルを貯めておいて、時期が来たらファイルをまとめて移動する、という操作が必要になります。

そのために使うフォルダが「DueEvernote」。
このフォルダの仕事は、指定した時間直前に、ToEvernoteにファイルを送ることです。

自動でファイルを移動するには「Automator」を使います。

Automatorって?

Automatorは、「登録した作業を自動化」してくれるアプリ。Macに標準で入っています。

プログラミングの知識がなくても、カンタンな作業ならなんでも自動化できるので、覚えておくと便利ですよ。

「ToEvernote」を作ろう!

では、いよいよ作っていきましょう!まずはToEvernoteから作ります。

Step1 スクリプトファイルをダウンロード

まずは、こちらのサイトからスクリプトファイルをダウンロードします。

“EVERNOTE DROPBOX”: ファイルやスキャンした文書をEVERNOTEに素早く保存!

(今回記事を書く上で、非常に参考にさせていただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。)

ダウンロードが終わったら、ファイルを解凍してください。

Step2 スクリプトを移動

つづいて、解凍したファイルを使えるようにします。ファイルの中の「Evernote Folder Action.scpt」を「/Library/Scripts/Folder Action Scripts」にコピーしてください。

Step3 フォルダを作って、フォルダアクションを登録

最後にフォルダを作って、フォルダアクションを登録します。
フォルダを作る場所はどこでもかまいませんが、今回はデスクトップに作成しておきます。

ToEvernoteフォルダを作って、「右クリック」→「サービス」→「フォルダアクションを設定」を選びます。

フォルダアクションを設定

すると、こんなポップアップが表示されるので「Evernote Folder Action.scpt」を選んで登録します。

スクリプトを登録

これで「ToEvernote」は完成です!

「DueEvernote」を作ろう!

つづいて、ファイルを貯めておく「DueEvernote」フォルダを作ります。

Step1 フォルダを作成

まずはフォルダを作りましょう。
お好きな場所に「DueEvernote」フォルダを作ってください。

DueEvernoteフォルダを作成

今回はデスクトップに作成しました。

Step2 Automatorで自動で移動する仕組みを作る

フォルダを作ったら、「Automator」を起動します。
すると、こんな画面が出てくるので「カレンダーアラーム」を選択します。

カレンダーアラームを選択

さて、ここからが本番です。自動化のワークフローを組んでいきましょう。

まずはじめは「アクション」→「ファイルとフォルダ」から「Finder項目を検索」を選んで、右のエリアにドラッグします。

Finder項目を検索をドラッグ&ドロップ

検索条件は「名前」が「DueEvernote」「である」としてください。

検索条件を指定

続いて、同じ要領で「フォルダの内容を取得」、「Finder項目を移動」をドラッグします。

フォルダの内容を取得、Finder項目を移動を追加

最後に移動先を「ToEvernote」に設定すれば、ワークフロー完成です。

保存先を指定

最後の設定!カレンダーに登録しよう

さあ、いよいよラスト!
Automatorで「保存」を選んで、先ほど作ったワークフローを登録します。

「ファイル」→「保存」で名前を入力すると、自動でカレンダーアプリが立ち上がって、「今日」のイベントとして登録されます。

今日のイベントとして登録される

あとは、ファイルを送信したい時間に、このイベントを移動させるだけです。
おつかれさまでした。

あとがき

前々から作りたいなーと思っていたのですが、今回ようやく実現できました。

容量の節約や、バージョン管理以外にもアイディア次第でいろいな使い方ができると思います。
こんなの考えたよ!というものがあれば、ぜひ教えて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Jimon(@jimon_s)でした。

jimon


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