- webクリップをムダにしないためにやっておくといい取り組みをご紹介
- トップになにかコメントを残しましょう
- すべてのクリップに同じ形式でコメントを残すのがコツです
みなさん「webクリップ」って使われてますか?
そう、見たページをそのままEvernoteに残しておけるアレです。Evernoteを使っているなら、まず使われているかと思います。
では、もう一つ質問です。
今過去のクリップをみて、ひと目でなんのクリップか判断できますか?
これ、意外とできないんじゃないでしょうか。
webクリップは手軽にできる分、なんでもかんでも放り込みがち。気づいたらなんのためにクリップしたのかわからないものがたくさんある、なんてことよくありますよね。
なにか理由があってクリップしたのに、これはもったいない。
あとで役に立たないなら、クリップしてないのとおんなじです。
そこで今回は、僕がwebクリップを残す際に行っている1つの工夫をご紹介したいと思います。
一番上にメモを残す、ただそれだけ
一言でいえば「一番上にメモを残す」、たったそれだけのことです。
ただ、メモを残す上でいくつか自分ルールを設けています。
ルールその1 メモはすべて同じフォーマットで
まず1つめは、すべて同じスタイルでメモをとること。
これはwebクリップをすばやく見返せるようにするためです。
ノートごとにスタイルが違っていては、どこを見たらいいのか目が泳ぐ。そういったロスを防ぐため、同じスタイルにしています。
僕のメモスタイルはこんな感じです。
一番上にメモ用の四角いボックスを作って、中に箇条書きでコメントを残しています。これならどんなwebクリップでも、メモとそれ以外がはっきりわかりますね。
スクロールせず内容を把握できるよう、一番上においているのもポイントです。
ルールその2 検索にひっかかるように
2つ目は、検索にひっかかりやすいようにメモをとること。
webクリップを見返すときって、だいたい検索から入ると思います。なので、検索に引っかかりやすい形でキーワードをいれておくことが重要です。
特に重要なのは、自分が検索しそうな形でキーワードを入れること。本文に似たワードがあったとしても、自分が検索するとき形が違っていたら検索にはひっかかりません。
不格好でもいいから、とりあえず検索に引っかかる形にしておくのがメモのコツです。
ルールその3 なぜ見たのかを書いておく
3つ目は、なんのためにそのページを見たのか、その理由を書いておくこと。
人間の脳というのは不思議なもので、さっぱり忘れていたことでも、少し刺激を与えると急にいろいろ思い出すことがあります。
ページを見た理由を書いておくのは、この現象を狙って起こすため。
「そうかこのページはあのときの!」
「あ、そういえばあのときあんなことが!」
「おお!こんな小技もあったな、忘れてた!」
といったように、webクリップからクリップした内容以上のことを思い出せるかもしれません。
ルールその4 サイトのタイトル、リンクを入れる
これは人によるかもしれませんが、僕の場合クリップした記事をそのままEvernoteで見ることはほとんどありません。
いくらEvernoteがそのままの形で記事を残してくれるとはいえ、やはり多少レイアウトは崩れます。一番見やすい形で記事を読むには、もう1度サイトを訪れるのが一番です。
そこで僕はサイトのタイトル、アドレスをメモ欄に残しています。こうしておけばいちいち情報タブを開かなくても、ワンタップでサイトにアクセスできますね。
ルールその5 webクリップは「Inbox」以外に入れない
最後のルールはwebクリップの保存先。
僕は記事の種類にかかわらず、すべてInboxに投げ込んでいます。
こうしておくのはメモのし忘れを防ぐため。
メモの終わったwebクリップだけを、他のノートブックに移すようにすればうっかり忘れはなくなります。
Jimon流メモボックスのショートカットキー
最後に僕のメモフォーマットを一瞬で作る手順をご紹介します。
「四角の中に箇条書き」のスタイルって実は一瞬でできちゃうんです。
ノートを開いて、カーソルを合わせてから以下3つのキーを順に押してください。
押すキー | キーの内容 | |
---|---|---|
① | ⌘+shift+L | 表を挿入 |
② | Enter | 表の確認ダイアログでokを選択 |
③ | ⌘+shift+U | 箇条書きを挿入 |
たったこれだけでメモボックスができちゃいます。
「手間をかけずに」なにかをすることは、習慣化にとって非常に重要。自分のメモスタイルを、すぐ呼び出せるように工夫をすることも忘れないで下さい。
※このショートカットキーはEvernote5.5のものです
あとがき
せっかく記録を残しておくなら、少しでもわかりやすい形で残しましょう。
今のひと手間が、きっと将来効いてくるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Jimon(@Jimon_s)でした。